2024.03.27

当サイトの全製品に紅麴原料は使用しておりません。

小林製薬社製「紅麹原料」に関する健康被害の報道がございましたが、当サイトの全製品には「紅麹原料」を一切使用しておりません。

「つわり」と「ビタミンB6」について

ビタミンB6は、つわり症状緩和の有効性について研究報告があがっています。

つわり症状の治療としてのビタミンB6の経口投与や補充。

日本産婦人科ガイドラインにビタミンB6の経口投与が「つわり」症状の緩和に有効性を示したとする研究報告について記載されています。

ビタミンB6は、たんぱく質をエネルギーに変換してくれる栄養素です。胎児の成長に必要なたんぱく質の摂取量が増えるため、妊娠中はビタミンB6の必要量も増えていきます。
この働きとは別に、ビタミンB6はつわり症状を緩和する可能性が指摘されています。

日本産婦人科ガイドライン2020には、ビタミンB6の経口投与が「つわり」症状の緩和に有効性を示したとする研究報告や、米国産婦人科学会では、各国の複数の研究報告に基づいて、つわり症状に対する治療の第一選択として、ビタミンB6を補充することが推奨されています*。このことから、トツキトオカPLUSではビタミンB6を他のサプリメントよりも多く配合しています。

ビタミンB6耐容上限値は45mg/日

厚生労働省では、18〜49歳女性のビタミンB6の耐容上限量は45mg/日としています。また、いろいろな食品に含まれますが、植物性食品(野菜や果実など)よりも動物性食品(肉や魚介など)の方が利用率が高いといわれています。

通常の食品では、可食部100g当たりビタミンB6が1mgを超えるものはほとんどないため、通常の食事で過剰摂取を心配する必要はありません。

  • 耐容上限値:健康障害が発現しないことが知られている習慣的な摂取量

葉酸はなぜ必要? 効率良く葉酸を吸収することができるから。

サプリに配合されているモノグルタミン酸型葉酸は生体利用率が80%あるといわれています。

ビタミンB6は、胎児の成長に必要なタンパク質の代謝、免疫機能の維持、赤血球のヘモグロビンの合成などに必要な栄養素です。
妊娠中は、赤ちゃんの成長のために必要なタンパク質の摂取量が増え、そのタンパク質をアミノ酸に分解するためのビタミンB6の必要量も増加します。大人がビタミンB6不足になると、脳が正常に働くための神経伝達物質の合成をサポートすることができず神経障害を発したり、免疫系の維持ができなくなり、脂漏性皮膚炎や口角症などを発症したりなどの症状がでるといわれています。

  • 厚生労働省:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書