2024.03.27

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妊娠「中期」-身体の変化とお悩み

安定期に入ると、赤ちゃんがどんどんお腹の中で成長をしていきます。初期にはなかった身体の症状がでてくるので、妊婦健診はとても大切です。また、胎動を感じる方も出てくるので、ご自身で赤ちゃんの成長を感じることができるようになるでしょう。

妊娠中期とは?

妊娠中期とは、妊娠16週0日〜妊娠27週6日(5~7ヶ月)までのことをいいます。

一般的に「安定期」と呼ばれる時期ですが、明確ないつからいつまでがという決まりはありません。胎盤が完成して流産のリスクが減り、つわりも治り始める頃が安定期の目安になります。

妊娠中期の主な症状

おりものの増加

■おりものの特徴
色:白〜やや黄色っぽい色
性状:ネバネバしている
におい:匂いはほとんどないか、少しすっぱいにおい
量:おりものシートにつくか、ティッシュで拭くと付く程度。

妊娠中期でも、転んだとき、重いものを持ち上げたとき、排便やくしゃみなどで腹圧がかかったときなどに破水してしまうことがあります。破水かおりものかは自分では判断がつかないので、判断に迷うときには、早めにかかりつけの産婦人科医を受診しましょう。

■破水の特徴
色:透明もしくは少し白〜黄色っぽい
性状: 水のようにサラサラしている
におい:生臭い〜甘酢っぱいにおい
量:ドバッと突然大量に流れ出る、もしくは、ちょろちょろと水っぽいものが自分の意思とは関係なく流れ出る。

便秘や痔

赤ちゃんの成長とともに、子宮も次第に大きくなります。女性ホルモンの影響や子宮が腸を圧迫することによって便秘がちになることも、妊娠中期の特徴の一つです。

また、骨盤内の血液量の増加や、重力の影響で肛門や陰部に圧力がかかって肛門周囲の血管が圧迫されること、排便時のいきみなどが原因で、痔になる方もいます。気になるときは、かかりつけの産婦人科医に相談してみましょう。

貧血

血液は、赤ちゃんに栄養や酸素を送る重要な役割を担うものです。赤ちゃんが大きくなるにつれて妊婦さんの血液量が増えますが、血液成分の中の血漿(けっしょう)が赤血球よりも多くなるため、血液が薄まった状態になり、貧血を発症する場合があります。

今まで貧血になったことがないような人でも、妊娠中は貧血になりやすい傾向にあり、その多くは鉄欠乏性貧血です。妊娠中に貧血が進むと、早産や低出生体重児のリスクが高くなるため、注意が必要です。

皮膚のかゆみや肌荒れ

皮膚のかゆみや肌荒れは、妊娠によるホルモンバランスの変化が関係していると言われていますが、原因ははっきり分かっていません。

そのほかにも、強いかゆみをともなう湿疹が顔や手足にポツポツと出る妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)を発症する妊婦さんもいます。夜も眠れないようなかゆみがあるときには、適切な治療を受けるために、早めにかかりつけ産婦人科医に相談しましょう。

妊娠中期の身体の変化

妊娠5ヶ月(16~19週)

赤ちゃんの成長にともなって子宮も大きくなり、胃や腸への圧迫が強まっていきます。これによって内臓の動きが悪くなり、胃酸の逆流や便秘になりやすい人もいます。便秘予防には、食物繊維の多い食品や発酵食品を摂ること、適度な運動をすること、排便習慣を整えることなど、生活習慣を見直し、規則正しい生活をしましょう。

妊娠5ヵ月目の赤ちゃんは胎盤よりも大きく成長し、髪の毛や爪が伸び、手足の指もできあがります。羊水の中で手足を活発に動かすようにもなり、早い人では妊娠18週頃から赤ちゃんの動きを「胎動」として感じられるでしょう。

妊娠6ヶ月(20~23週)

妊娠が進むにつれ、血糖を下げるインスリンの働きが効きにくくなるため、妊娠糖尿病になる方もいるので、妊婦健診は欠かさず受けるようにしましょう。

妊娠6ヵ月目には、赤ちゃんは生まれる時と同じ身体のバランスになります。具体的には、頭、胴体、足がそれぞれ3分の1ずつの新生児特有の体型になり、全身に皮下脂肪がついてきます。また、聴覚が発達し始めるのもこの頃です。赤ちゃんとコミュニケーションをとるためにもたくさん話しかけてみましょう。

妊娠7ヶ月(24~27週)

妊婦さんの子宮はさらに大きくなり、胃が圧迫されるため、胸がつかえたような感じになり食事が進まないこともあります。食事は小分けにとるように心がけてみましょう。また、腸が圧迫されることで便秘がちになる方も多くなります。

妊娠7ヵ月目になると、羊水の中で上下左右に自由に体勢を変えるため、胎動を大きく感じるようになります。赤ちゃんなりの生活リズムで1日を過ごすようになるため、「今は何をしているのかな」など話しかけてコミュニケーションをとってみましょう。

妊娠中期は穏やかに過ごそう

妊娠中期は身体の変化が大きく、さまざまな悩みがでてきますが、赤ちゃんの成長を胎動を通して感じられる時期でもあります。

また、赤ちゃんのために栄養が普段よりも多く必要な時期でもありますが、「つわり」で食事をとることができず、赤ちゃんのことを思って不安になる方が多くいます。そんな時は、できるだけ食事から栄養を摂るようにし、サプリメントなどで栄養を補助することも大切です。トツキトオカサプリでは、そんなママの悩みにこたえるために、必要最低限の成分のみでサプリメントをお届けしています。

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