胎児の神経管閉鎖障害を顕著に減少させるといわれています。また、胎児の成長に欠かせない血液のもととなる新しい赤血球を作ることをビタミンB12と一緒にサポートしてくれます。また、細胞増殖に必要なDNAの合成にも関わるため、妊娠初期から継続して重要な栄養素です。

特に、妊娠中期以降は胎児や臍帯・胎盤中への鉄貯蔵や血液循環量が増加するため、鉄は妊娠初期よりも多く必要となります。さらに、トツキトオカサプリでは医薬品の鉄剤に含まれている、植物性で臭いが気になりにくい「非ヘム鉄」を使用しています。

体の成長に必要な細胞分裂が正常に行われるために、さまざまな酵素の補酵素として亜鉛は働きます。
また、皮膚や粘膜を正常に維持し、タンパク質や核酸の合成に関与します。乳児が成長するために体重当たりで成人の 2 、3 倍量の亜鉛摂取が必要なため、ママの亜鉛摂取量が不十分だと母乳中の亜鉛量が減少し、低亜鉛母乳となり、乳児の皮膚炎などの症状を引き起こす可能性があるともいわれています。このことから亜鉛は産後も継続して重要な栄養素です。

骨や歯の材料となる栄養素。妊娠中期からは胎児の骨の形成が進み、初期に作られた歯の石灰化が始まるため、より多く必要となります。
ただし、カルシウムを効率よく吸収するためにビタミンDが欠かせません。

カルシウムと一緒に、骨や歯の形成に関わる栄養素。不足すると、低マグネシウム血症となり、吐き気や嘔吐、食欲不振などの症状があらわれるため、マグネシウムを摂取することで「つわり予防」に効果があるともいわれています。

炭水化物（糖質）、脂質、たんぱく質の三大栄養素をエネルギーに変換することをサポートしてくれる栄養素。妊娠中期からは、胎児が成長するために特にエネルギーの消費量が増えるため通常よりも多く必要となります。

胎児の成長に必要なたんぱく質の摂取量が増えるため、ビタミンB6の必要量も増えていきます。
また、日本産婦人科ガイドライン2020最新版では「ビタミンB6がつわりの症状を軽減」するという研究報告があり、積極的に摂取したい栄養素です。

葉酸と一緒に、赤血球を作ることをサポートしてくれます。また、疲労や体力低下を引き起こす貧血の一種である巨赤芽球性貧血の予防のためにも必要です。

皮膚や血管、細胞のコラーゲンの合成に欠かせない栄養素。ビタミンCが不足すると、血管がもろくなるなどの症状が発生します。
また、鉄の酸化を防ぐことができるビタミンCは鉄の吸収を効率的に行うために必要なため、一緒に摂取することをおすすめします。

カルシウムの吸収を促進して強い骨を維持してくれる栄養素。しかし、女性が実際に摂取しているビタミンDの量は、食事摂取基準値の半分にも満たないことが明らかになっています*。また、皮膚に紫外線を浴びることで自ら生成することもできますが、紫外線対策を行うことが多い日本女性はほとんどの人が不足しています。

• 厚生労働省：「日本人の食事摂取基準（2020年版）」策定検討会報告書